第10回特別講演会

     

  こころの風景

 作家 五木寛之

プロフィール

 1932年、福岡県に生まれる。戦後、北朝鮮より引き揚げ。早稲田大学文学部ロシア文学科中退。1966年、『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、『蒼ざめた馬を見よ』で第56回直木賞受賞。『青春の門』で吉川英治文学賞をうける。
 代表作は『朱鷺の墓』『戒厳令の夜』『蓮如』『大河の一滴』。翻訳にチェーホフ『犬を連れた貴婦人』リチャード・バック『かもめのジョナサン』ブルック・ニューマン『リトルターン』等がある。
 第一エッセイ集『風に吹かれて』は刊行44年をへて、現在総部数約460万部に達するロングセラーとなっている。ニューヨークで発売された、英文版『TARIKI』は、2001年度「BOOK OF THE YEAR」(スピリチュアル部門)に選ばれた。
 また、2002年度第50回菊池寛賞を受賞。2010年、NHK放送文学賞、第64毎日出版文化賞特別賞。1981年より休筆、京都の龍谷大学において仏教史を学ぶが、1985年より執筆を再開し、現在、泉鏡花文学賞、吉川英治文学賞、その他の選考委員をつとめる。最近作は長編小説『親鸞』

 

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