家族で働く@さわやか倶楽部

 さわやか倶楽部では、家族で同じ職場や仕事に就いて働く方も多くいます。今回は3組の家族社員にスポットを当て、家族で働くことのメリットや注意していることなどを聞いてみました。

Case1. 親子

 母・さわやか和布刈館 引地 亜由美 さん
 娘・グループホームみどりのき 引地 亜依 さん

娘:元々介護に興味があり、正社員で仕事を探していた時に、母に相談すると、自分の職場で一緒に働かないかと誘われて入社しました。

母:最初は娘がどのくらい仕事ができるか、長く続けられるかと不安もありましたが、職員の方々に助けていただきました。娘の仕事ぶりを近くで見る中で、この子にこういうところがあったんだという新しい発見もありました。時には厳しく接するので、周囲の方には気を遣わせてしまったこともあったと思います。

娘:母が近くで仕事を見てくれて、先輩としてのアドバイスをもらえるのはありがたかったです。母は仕事ができる人なので、その娘として見られるプレッシャーもありましたが、母は母、私は私と割り切れるようになりました。今はグループホームに異動して、自分らしい介護を実践しています。

Case2. 姉妹

 姉・さわやかさかのいち館 衞藤 舞 さん / 左
 妹・さわやかさかのいち館 衞藤 華 さん / 右

姉:2年前の4月に新卒でさかのいち館に入社しました。職員同士の仲が良く、何でも相談がしやすくて働きやすい職場だと感じています。

妹:姉と同じ高校の福祉課に通っていて、3年生の時に実習でさかのいち館を訪問しました。姉からはあまり仕事の話を聞いていませんでしたが、実際に職場を見て職員や入居者様の笑顔が多く見られるよい環境だと感じ、今年の4月に新卒で入社しました。

姉:妹が同じ仕事をしていることで、わからないことなども相談し合えるので助かっています。

妹:夜勤を始めるにあたり、不安も多くありましたが、何かあれば姉に相談できることが心の支えになっています。私が休んだ日に起きたことも教えてもらえるので、お客様と接する上でもとても役に立ちます。

Case3. 夫婦

 夫・さわやか立花弐番館 河野 聖 施設長
 妻・さわやか春日館 河野 絵里奈 さん

夫:私がさわやか春日館で主任を務めていた頃に妻が後から入社して知り合いました。

妻:上司としていろいろ相談に乗ってもらったりしているうちに付き合うようになりました。仕事のことをお互いに理解できていて、共通言語で話ができるのは色々と助かります。

夫:同じ職場で働いていた時は、夫婦だからということで他の職員と比べて業務の割り当てに偏りがないように気を遣っていましたね。取引先との会食や泊りがけの出張のことなどもわかってくれているので、余計な心配をさせずに済むのはありがたいです。

妻:職場でも家庭でも、特に話し方などは変わりませんが、家庭内に仕事の話を持ち込まないようには気をつけています。子どもの出産に伴って産休を取得し、現在は育児休暇中ですが、また半年後には復職する予定です。