ご家族様からの感謝の言葉~2021年9月 会長賞

ウチヤマグループの本社には、お客様やそのご家族様などから、様々なご意見が手紙やアンケート、電話、メール等で毎日届けられます。その中で今回は、さわやか倶楽部が運営する介護施設宛に入居者様のご家族様から感謝のおたよりをいただきましたので、ご紹介します。

さわやか室蘭弐番館(北海道室蘭市)
入居者様の娘様より

スタッフの皆様へ
父は7月5日、永眠いたしました。急性腎不全で緊急入院しましたが、治療の効果があり、しばらくは安定した状態でした。亡くなる二日前から39℃の熱が下がらず、肺炎を併発し息を引き取りました。コロナ禍で私は病院の中に入ることもできず、きっと父は私が会いに来るのを待っていたと思うと胸が痛くなります。4か月という短い期間でしたが、スタッフの皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。気難しいところのある父でしたので、対応に苦慮されたこともあるかと思います。又、お忙しいなか、父に携帯の使い方を教えてくださったことが何度もありました。ひとり暮らしが長かったので、はたして老人ホームで生活できるかと心配しましたが、毎日のレクリエーションが楽しいと話しておりました。優しいスタッフの皆様に囲まれて、父は幸せだったと思います。さわやか館で父が楽しく穏やかに過ごせましたこと、皆様に感謝しております。皆様のご健康を心よりお祈りいたしております。

笑顔の鶴岡様

<施設からのコメント>
鶴岡様は数年前に奥様に先立たれ、さわやか室蘭弐番館へ入居するまで、ご自宅にて一人で過ごされておりました。今年の1月に入居された際は、90歳とは思えないくらい心身共にしっかりとした印象を受けました。当館における日々の活力朝礼や午後のレクリエーションへも積極的に参加され、当時の素敵な笑顔を今でも忘れません。そんな鶴岡様に対し、周囲のお客様も一目置いているような存在でした。6月に体調を崩されて入院し、そのまま退去となってしまいましたが、今でもいつもの優しい笑顔でひょっこり姿を見せてくれそうな不思議な感覚を覚えます。短い間ではありましたが「生きることの大切さ」、「命の尊さ」を最期まで身をもって教えてくださいました。鶴岡様と出会えたこと、学ばせていただいたことを胸に、スタッフ一同先に繋げていく所存です。この出会い、思い出をいつまでも大切にしていきます。ありがとうございました。
(施設長 相馬 利春 &職員一同)

※写真およびお手紙は、ご家族様の許可を得て掲載しています。