さわやかすずめのみや
連続100か月満床達成!

 栃木県宇都宮市でさわやか倶楽部が運営する介護付き有料老人ホーム「さわやかすずめのみや」では、2022年5月末での満床をもって、100か月連続の月末満床達成となりました。2014年2月以降、8年以上かけて到達した記録を称えて、6月度の月例会議の中で社員に紹介され、山本社長から感謝の言葉と記念の盾が贈られました。


 今回の連続満床記録を記念して、歴代の管理者からもコメントが寄せられています。



<初代> 原野 聖士 
運営指導部・副部長

 大木副施設長、吉田副施設長をはじめ、さわやかすずめのみやの職員の皆様、この度は月末満床100か月達成、誠におめでとうございます。心よりお祝い申しあげます。
 2012年6月、初めて栃木県宇都宮市の地に降り立ち、3ヵ月後の新規開所に向けて内装工事真っ只中にヘルメットを被り、これから自分が背負っていく物事への責任と不安を抱きながら見回っていた記憶は、今でも鮮明に覚えています。
 2012年10月、無事に開所を迎えました。開所直前に開催した3日間の内覧会来場者は累計300名を超える大盛況で、開所から約3月間で満床となりました。当時私の直属の上司だった石本部長(当時はエリアマネジャー)や八尋部長をはじめ、県外の仲間達がサポートに来てくれて、寝食を共にしながら開所時の慌ただしさを乗り越えられたことが、後の私自身にとっても、この度の満床100か月達成にも、とても影響があったと感じています。
 私は初代施設長として、その後約5年間すずめのみやの担当をさせていただきましたが、その間にチームで共有していたことは「地域に必要な存在であり続ける」ことであり、外部営業で「集める」ことによって満床を維持するイメージではなく、内部営業によって自然と「集まる」仕組みを構築することでした。「施設がこの地に開所した瞬間、10年、20年後もおそらく施設はこの地にあるが、重要なのはどんな過程を経て、その時その地域にとってどんな施設で在り続られているか?」を定期的にメンバーで想像しながら語り合っていました。
 特別なことを実践できた記憶はなく、失敗も山ほど経験しましたが、施設が完成するまでに関わった方々やこれから関わっていく方々(ステークホルダー、オーナー様、設計会社、建築会社、地域自治会・住民の方々、スタッフ等)に、少なからず「私たちと出会えてよかった」と思っていただけるようなサービスを常に追求しよう、という思いでスタッフ皆が動いてくれていました。
 開所して約10年、私はスタートラインを切っただけで、始めることは誰にでもできますが、その後約10年間も継続することはとても難しく、プレッシャーも大きかったと思います。本当に現場の方々の熱量の結果です。ぜひとも、引き続き「必要とされる存在」に磨きをかけて、次なる200か月満床を目指していただきたいと思います。




<2代目> 志賀 貴紀 
福島・栃木エリア エリアマネジャー

 私は初代施設長だった原野副部長に面接していただき、さわやかすずめのみやに入社しました。今から約10年程前のことですが、今でも原野副部長の教えが施設全体に息づいており、月末満床の継続もその一つです。
 原野副部長は、在宅で自分の親の介護に疲れてどうしてよいかわからない方、施設をどうすれば利用できるかわからない方、そういった方々にもっともっと施設を利用してほしいとの考えから、ケアマネジャーはじめ全ての施設職員に対して、満床継続の目的と意義を説明してくれました。
 私が施設長になった時も、原野副部長からの満床継続という名のバトンを絶対途切れさせてはいけないと心に誓い、何とか満床を維持することができました。ただ満床を継続するだけではなく、いかに入居者様に生きがいをもって過ごしていただくか、という想いも一緒に受け継いできました。今の100か月を通過点として、今後も満床を継続し、入居者様の笑顔の花がどんどん咲き誇る施設であり続けられるように、これからも関わらせていただきます。



<3代目> 藤井 新一 
さわやかそう花の里 施設長

 2016年8月1日に、さわやかなすしおばら館より異動し、さわやかすずめのみやの管理者として勤務させていただきました。私が引き継いだ時は、満床継続が30か月でした。当時は秋田市のさわやか桜弐番館が連続満床のトップを独走しており、その背中をずっと追いかけながら目標にしていました。
 満床継続が途切れる危機も数回ありましたが、ケアマネジャー、相談員、そして全ての職員の協力のおかげで継続ができています。ご家族様にも恵まれ、急な入居の案内にも快く応じていただいたことが何度もありました。
 原野副部長が築き上げた原野イズムは、今も施設全体に浸透しています。満床が当たり前、定額料金、そして入居者様、ご家族様に寄り添うことの大切さや職員の育成等、多くのことを学びながら満床が継続できています。
 記念となる100か月満床継続に関わることができた喜び、そして私を指導してくださった原野副部長、志賀エリアマネジャー、根岸サブマネジャー、私を後押ししてくれた職員さんに感謝しています。今年の5月より私はさわやかそう花の里に異動となりましたが、これからもずっと応援しています。



<現在(4代目)> 大木 秀子
さわやかすずめのみや 副施設長

 5月31日で満床継続100か月を迎えました。年数にすると8年4か月になります。これも原野副部長をはじめ、志賀エリアマネジャー、藤井施設長などの歴代施設長のご尽力のお陰と思っています。また入居者様、そのご家族、地域の方々や、急な対応にも協力してくださった職員に感謝いたします。
 私は今年5月から管理者を務めており、それ以前は計画作成担当者として、長澤ケアマネジャーと二人三脚で入退去の業務も行っておりました。振り返ってみると、この100か月間は山あり谷ありで本当に大変でした。しかし、基本的なことは、ご本人とそのご家族の立場に立ってお話を伺い、丁寧に対応することではないかと思っています。また満床を継続していることで、地域の皆様に『よい施設、人気の施設』との印象を深め、満床が満床を呼ぶ結果につながったとも感じます。
 これからも皆様のご期待に添えられるよう、これまで以上に入居者様との触れ合いを大切にし、入居者様の人生に寄り添い、職員一同居心地の良い施設を目指してまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます。


<施設DATA>
さわやかすずめのみや
介護付き有料老人ホーム 定員60名
ショートステイ 定員12名
住所:〒321-0139
栃木県宇都宮市若松原2-18-26
電話:028-688-3337