ご家族様からの感謝の言葉~2022年8月 会長賞

今月は、96歳でご逝去されたさわやかいずみ館(福岡県朝倉市)の入居者様の娘様より感謝のお手紙をいただきました。

~ さわやかいずみ館 施設長様 職員の皆様 ~
母が大変お世話になりました。約3年7ヶ月の入居でしたが、とても充実した楽しい日々を過ごさせていただきました。家庭的な雰囲気で、職員の方々も優しくて行き届いたお世話に、私たち家族は安心していました。
四季折々の行事や家庭では体験できないことや味わえないお食事、お誕生日会やプレゼント等々、母も初めてのことをたくさんさせていただき、楽しい思い出をありがとうございました。たくさんの写真は笑顔でした。ブログを観るのも楽しみでした。 その間、何度も体調が悪くなり、皆さんには心配ばかりおかけしました。わがままも言ったのではないでしょうか。私はまだ実感がわかず、母は今でもいずみ館で生活している様です。
今、大変な状況の中お仕事なさっている職員の皆様、どうぞくれぐれも体調に気をつけられてください。一人一人の職員様にお礼を申し上げたいのですが、どうぞよろしくお伝えください。
そして、何より仲良くしていただいたご入居者の皆様、どうかいつまでもお元気で楽しくお過ごしされます様に願っております。
さわやか俱楽部からのご香典ありがとうございます。お忙しい中、母のアルバム、CDを作ってお通夜にお持ちいただきありがとうございました。いつまでも大切にいたします。

<施設からのコメント>
 花田様が入居されてから3年7ヶ月、家族のように接し、かけがえのない時間を共に歩んできました。移ろう季節の中、人生の記念すべきイベントも、何気ない日常も、想い出で溢れています。そこには、いつも優しく微笑む花田様の笑顔がありました。たおやかで、一日一日を丁寧に過ごされるお姿に、人として大切なことを学ばせていただきました。
 早くに両親を亡くし、大変な苦労もされてきた花田様。激動の時代を生き、命を守り育て、築き上げてきたご家族は、花田様の心の支えであり、ひ孫様の成長を一緒に喜び合ったものです。コロナ禍で世の中が変化しようとも、変わらず、深い愛情を持って寄り添うご家族様との絆に、こちらまで心が温かくなりました。
 今回、このようなお手紙をいただき、ご家族様のお心遣いに感謝いたします。いただいたお言葉を励みに、今後も皆様が「ここにいてよかった」と感じていただけるような施設を目指してまいります。
(生活相談員・和佐野 蓉子)

※お手紙はご家族様の許可を得て掲載しています。