さわやか春日館（福岡県春日市）
生活相談員 山口 礼（あや）さん
高校生の時、アルツハイマー型の認知症を患っている祖母と同居することになりました。４歳の頃から音楽と関わっていたこともあり、大学では音楽療法を学びました。福祉についても多くのことを学ぶ機会があり、高齢者施設や障がい者施設への実習、デイサービスでの音楽レク、放課後等デイサービスの障害児との関わり等を経験させていただき、ますます福祉の道へ興味が湧きました。その後、縁があって福岡県へ来ることとなり、たまたま家から近かった「さわやか春日館」へ面接を受けに行きました。施設の雰囲気や、自己成長できる点に魅力を感じ、入社することに決めました。
入社して３年目になりました。１年目は未経験として、一から介護を教えていただきました。２年目からは生活相談員として従事させていただいています。「ありがとう」と感謝の言葉を言われたり、「ここの施設に入ってよかった」と言われる時、この仕事をしていてよかったと思います。特に、ご家族様から「ここの施設の皆様は心配りが素晴らしくて、感謝という言葉では表しきれません」という言葉を頂いた時や、入居者様が「あなたは元気があって、笑顔がいいからパワーを貰えるわ」と言ってくださったこと、また、見学対応の後に入居された方から「あなたがいるからここに決めたの。やっぱり来て良かった」と言われたことは、一番嬉しかったです。
昨年から今年にかけて、口腔ケア認定士、外部の管理者養成研修、遠隔地本社研修と様々な研修を受けさせていただき、自分のスキルアップが出来たと思います。まだまだ、経験や知識が不足していると思うので、今後も研修等には積極的に参加し、スキルアップして上を目指していきたいと思っています。そして、入居者様に施設で楽しんで過ごしていただけるような、笑顔あふれる施設づくりを目指します。
プライベートでは、家でのんびり過ごすことが多いです。まとまった休みが取れると、実家のある和歌山県へ帰省しています。友人と食事へ行ったり、母と食事やドライブ、買い物へ行ったりして気分転換をしています。社会人になってから、音楽に携わることが少なくなったので、時間を見つけてまた何か音楽を始めたいと思います。
幼い頃から運動をしていたこともあり、負けず嫌いな性格です。私が生活相談員になってから、色んな方の助けもあり、満床を継続することができています。毎月どうなることかとヒヤヒヤすることもありますが、「ここまで来たからには…！」という思いで、何とか続いています。現状で満足するのではなく、さらによりよいサービスを提供できるよう、職員一同力を合わせて頑張っていきたいです。