ウィズ・コロナ ~新しい生活様式の中で

 新型コロナウイルスの発生により、私たちの生活や仕事のあり方が大きく変わってきました。感染者数が減少し、「コロナ禍」と言われる状況が落ち着いたとしても、ワクチンや特効薬が開発されるまではコロナと共存する「ウィズ・コロナ」の考え方に合わせた新しい生活様式に対応していくことが求められます。今月は、ウチヤマグループの中で実施されている取り組みをいくつかご紹介します。

1.施設内でお祭り

 今年は各地でお祭りが中止になる中、さわやか宗像館では職員が「博多どんたく」のパレードを館内で再現しました。頭につけている花笠の花は、すべて入居者様の手づくりです。どんたく隊の予告なしの登場に、皆様最初はとても驚かれていましたが、外出できない中でお祭りが見られたことに感動して涙を流したり、一緒に踊って楽しまれたりして、大成功の試みでした。併設の放課後等デイサービス「さわやか愛の家むなかた館」の子どもたちにもお披露目すると、目をキラキラさせて見てくれました。

2.手づくりの外食

 飲食店の休業が拡大して店舗での食事ができなくなったため、放課後等デイサービス「さわやか愛の家」では、職員と子どもたちが自分たちでハンバーガーやポテトを調理して、施設の外でランチを楽しみました。外にもなかなか出られず退屈していた時期、袋から手づくりすることに児童たちもノリノリで協力してくれました。

3.免疫力アップ

 全国各地の高齢者施設では、外出の自粛が続く施設内の生活でも、入居者様に体力をつけてこの夏を乗り切っていただくために、うなぎを召し上がっていただきました。スタミナアップ・免疫力アップで、コロナウイルスに負けず、元気に過ごしましょう!