北九州SDGs登録制度登録証交付式に山本社長が出席

SDGs登録証
SDGs登録証

 ウチヤマグループの本社がある北九州市では、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」に取り組む企業をサポートする市独自の「北九州SDGs登録制度」が設立され、第1次登録事業所として㈱ウチヤマホールディングス、㈱さわやか倶楽部、㈱ボナーの3社が認定されました。
 11月16日には、市内の219事業者に対する登録証交付式が北九州国際会議場で行われ、ウチヤマグループを代表して本社から山本武博社長が出席しました。今後は社内でSDGsを推進する委員会を立ち上げ、全社員に対する啓蒙活動によって浸透を図りながら、2030年までの達成を掲げた目標に向けて具体的な取り組みを進めていく予定です。

<SDGs(エスディージーズ)とは>
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、国際社会共通の目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っています。

<北九州SDGs登録制度とは>
SDGsの達成に寄与する市内企業・団体を登録し、その取組みを「北九州市SDGs未来都市計画」との関連付けを行いながら「見える化」することで、市内企業・団体等のPR及びSDGsの普及・実践を図る制度です。

■山本社長より
 ウチヤマグループの企業理念には「慈愛の心」「尊厳を守る」「お客様第一主義」という3つの柱があり、それらをベースにして社会の持続可能な発展(サステナビリティ)に貢献していくことは、時代の変化に捉われない不変の社会的使命であると認識しています。
 最近は企業による環境・社会・ガバナンスの取り組みについての重要性が年々高まっており、SDGsをはじめとする地球規模の課題解決に対する貢献を求める声も強くなっています。こうした動きの中で、当社グループとしても規模の大小を問わず様々な取り組みを通じて、グループ全体の持続的な成長と新たな価値の創造に取り組んでまいります。社員の皆さんのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

■SDGs達成に向けたウチヤマグループの取り組み方針
①当社グループの基本理念のもと、安⼼・安全なサービスの提供を通じて人々の喜びを創造することで、地域社会における豊かで快適な⽣活と経済の発展に貢献します。
②企業・組織の枠組みを超えて技術や知識を持ちより、新たなサービスを開発する“オープンイノベーション”での取り組み、連携推進を図ります。
③3要素(経済開発・環境保護・社会的包摂)の調和を常に重要視し、グループ全体で資源を有効活用しながら、あらゆる格差社会の課題解決に向けて取り組みを推進します。
④「サステナブルな未来の実現」に向けたESG(環境・社会・企業統治)評価の重要性について、価値観の超一体化および具体的な行動と情報の開示を行います。
⑤SDGsの取り組みを全社的に推進するために、多様な人財が活躍できる環境を整備し、社員一人ひとりに対してSDGsの活動の意義や重要性を伝え、考える機会を提供します。

■SDGs達成に向けたウチヤマグループの重点的な取り組み
◎介護部門
①2019、2020年で累計38名の外国人介護技能実習生、外国人介護インターンシップ生の受入れ実績がありますが、2030年時点で常時200名の外国人介護職員を雇用し、そのうち1%は副施設長以上の管理職として活躍できる環境づくりを目指します。
②介護施設で使用される大人用おむつについて、個々に合った製品をエビデンスを元に推奨・利用することで廃棄量を削減すると同時に、夜間帯における利用者様の睡眠の質の向上、職員負担軽減を目指します。
③当社主催での介護に関する無料相談会や、「認知症予防」「介護施設の選び方」等をテーマとするセミナーの企画を行い、取引業者・団体・地域住民・教育機関等への出張型研修もしくはオンラインセミナーを開催することで、社会課題(老老介護、独居高齢者、介護離職、ヤングケアラー)の解決を目指します。

◎カラオケ・飲食部門
①女性が活躍できる働きやすい環境を整えることで、店舗管理者における女性の割合を2030年時点で全体の30%以上に増やします。
②SDGsの取り組みを推進する担当者をエリア単位でそれぞれ1名以上設置し、各エリアにおいて従業員に対しSDGsの考え方の浸透を図る機会を定期的に設けます。