ご家族様からの感謝の言葉~2021年1月社長賞

 ウチヤマグループの本社には、お客様やそのご家族様などから、様々なご意見が手紙やアンケート、電話、メール等で毎日届けられます。その中でさわやか倶楽部の施設におけるサービスに対して、お客様のご家族様から素晴らしい感謝のおたよりを2通いただきましたので、ご紹介します。

さわやか枚方館の皆さんへ
~入居者様の息子様より~

 4年前の8月20日に枚方館に入居した後、自宅では寝たきりでしたが、立ち上がって歩くようになり元気になりました。しかし、4年間で認知症とパーキンソン病が進み、寝たきりになりました。施設長ならびに介護担当者皆様のおかげで安らかに過ごさせていただきました。コロナ発生後も定期的にご連絡いただき小生の心も安らぎました。感謝しております。
 枚方館はコロナの影響で親族の訪問は禁止という状態の中、母の状態を見て増田施設長は私に電話してくださり、母に会わせてくれました。私に柔軟な対応をしていただき感謝しかありません。その1か月後に母は亡くなりました。母が生きている間に顔を見られたことは幸せだったと、施設長と施設の職員の方皆様に感謝する次第です 。

<施設からのコメント>
 岩切様は脳梗塞・パーキンソン病と認知症の発症もあり、自宅での生活が難しく、2016年8月に入居されました。入居当初からとても笑顔が多く、声をかけるとニコニコ話をしてくださり、私たちのアイドル的な存在でした。ご家族様は遠方ということもあり、とても心配されながらも、私たちの相談等にすべてご理解いただき、とても助けられました。
 そんな中、昨年から食欲低下もあり、徐々にADLの低下がありました。ご家族様の想いは、「ここで最後を迎えてほしい、苦しまず…」でした。私たちは、その想いに応えようとチーム一丸となって、最後の最後まで関わりを大切にしながら、普段通りの生活が送れるように支援させていただきました。そして2020年11月、さわやか枚方館で永眠されました。最後の表情はとても穏やかで、その表情を見た私たちも、岩切様やご理解をいただいたご家族様に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
 これからももっともっと、職員一人一人が入居者様と向き合い、最後の最後までお客様とご家族様に寄り添った介護ができるよう、引き続き精進してまいります。
(さわやか枚方館・山中 和英 )

さわやか和布刈館の皆さんへ
~利用者様の娘様より~

 母が入所しています。足腰が弱く、何度となく転倒しては、入院することがありました。最近では12月18日にも夜中に転倒し、また入院になりました。施設の方にはその度に丁寧・迅速に対応していただき、感謝の気持ちです。しっかりした受け答えに、社員教育が行き届いていると感心しています。
 退院して戻りましたら、よろしくお願いします、と思っています。職員の方におかれましては、皆さん明るくいい施設と思います。

 <施設からのコメント>
 今回お葉書をいただいたご家族様のお母様(91歳)は、2019年11月に入居されました。入居前には度々転倒されることがあり、入退院を繰り返していたとのお話をうかがっていたので、職員間で情報共有を図り、お声かけや夜間の巡視を定期的に行って転倒防止に努めていました。
 トイレ等への誘導においても、転倒の危険を防ぐために職員が対応できるよう「ナースコールを押してください」と声かけをしていましたが、何事も一人でしたいという気持ちが強く、ナースコールが鳴ることはありませんでした。
 2020年12月18日、再度転倒の為に入院となりました。日頃から注意深く見守りや介助を行っていましたが、負傷されてしまったことについては非常に残念でなりません。その後に迅速な対応ができたのは、看護職員と介護職員のコミュニケーション、看護職員と医師との連携が普段からしっかり図られていたからだと思います。特に看護職員の方々は、お客様の身体状況の管理に関して、常に真剣に取り組んでいます。一人ひとりが仕事に対する思いが強く責任感ある方ばかりです。そういった職員がいるからこそ感謝のお言葉が頂けたのではないかと思います。
 今後も職員間で情報共有を図り、さらにお客様に喜ばれる施設にしていきます。
(執印 利幸)

※写真およびお手紙は、お客様ご本人およびご家族様の許可を得て掲載しています。