内山さわやか会「研修旅行2022」in愛知・岐阜

ウチヤマグループの取引先協力会「内山さわやか会」では、会員交流の一環として、研修旅行を年に一回実施しています。10月23日から25日まで行われた今年の「研修旅行」についてご報告させていただきます。参加者は、内山相談役をはじめとする内山さわやか会会員の方、計23名です。今回は、岐阜県・愛知県の視察に行きました。


1日目は、愛知県名古屋市のトヨタ産業技術記念館の見学を行いました。明治44年に赤レンガで建築された豊田自動織機製作所の工場をグループ全体の歴史的遺産、産業遺産としてとして保存し、1994年6月にトヨタ産業技術記念館として開館しました。日本の発展を支えた基幹産業の一つである繊維機械と、現代も発展し続ける自動車の技術の移り変わりを紹介するための施設です。

織機の発明に一生を捧げた豊田佐吉氏。その長男として自動車製造に取り組み、トヨタ自動車工業を創業した豊田喜一郎氏。豊田佐吉氏の「研究と創造の精神」と、自動車の国産化に挑んだ喜一郎氏が情熱を注いだ「モノづくり」の大切さを感じることができました。

2日目は、岐阜県飛騨地域にある白川郷を見学しました。日本の原風景ともいうべき美しい景観をなすこの合掌造り集落が評価され、1976年に国の重要伝統的建造物群保存地区として選定、1995年には富山県の五箇山と共に白川郷・五箇山の合掌造り集落として、ユネスコの世界文化遺産に登録されました。建物や景観だけではなく、地域に根付く住民同士の相互扶助の営みが高い評価を受けたと
言われています。

白川郷では四季を通じて美しい景観を楽しむことができます。近年は世界遺産に登録されたことで知名度が増し、また交通網の整備により国内外から毎年多くの観光客が訪れています。私たちが視察した際にも、海外の方や修学旅行生で賑わっていました。

3日目は、さわやか俱楽部が愛知県稲沢市で運営する介護付き有料老人ホーム「さわやかいなざわ館」を訪問しました。木下エリアマネージャー、山内サブマネージャーをはじめ、いなざわ館の入居者・スタッフの皆様、インドネシアからの特定技能職員のアスリさん、ラハユさん、パシャーさん、ハニファーさん、エルナワティさんが大歓迎であいさつしてくれました。参加されたお客様にも大変喜んでいただきました。

いなざわ館の入居者様から頂いた白川郷の貼り絵は、本社の入口に展示させていただいています。対応してくださった皆様、ありがとうございました。

その他の視察地についても報告します。

下の写真は、岐阜県高山市にある高山陣屋です。高山市は、江戸時代の古い町並が残る歴史の町であり、高山陣屋とは、日本で唯一主要建物が残る江戸時代の役所です。

新穂高ロープウェイでは、標高2,156mの高さから北アルプスの景色を楽しむことができます。当日はちょうど初雪が降って山頂には雪が積もっており、周辺の山を見下ろすと紅葉を楽しむことができました。

続いての写真は、愛知県犬山市にある国宝犬山城です。1935年に国宝に指定されました。織田信長の叔父である織田信康によって創建された、現存する日本最古の木造天守です。

同じく愛知県犬山市にある博物館明治村です。明治時代の建造物を移築し、歴史的資料などを公開している野外博物館です。写真に写っているSL蒸気機関車や聖ヨハネ教会の他にも、郵便局・学校・銀行・刑務所など数多くの建造物がありました。

今回の見学先は以上です。写真や資料は本社にてファイリングしていますので、ご覧になりたい方は遠慮なくお知らせください。
(ウチヤマホールディングス経理部 時 純憲)