高校生が募金活動への協力を通じて世界の貧困問題に向き合う

2023年7月、福岡県立中間高校に通う2年生の田中秀憲さんよりウチヤマグループ本社に電話があり、夏休みの課題の中でSDGsに関する活動に協力したいとの連絡をいただきました。今回の研究テーマは「貧困」ということで、7月27日、ボナーが運営するカラオケ店「アサノパティオ」にてウチヤマグループが取り組んでいる活動内容の説明をすると、大変共感していただきました。そして、今すぐ協力できる取り組みとして、手作りの募金箱を生徒の方々に作っていただき、カラオケの店内と高校の中でその募金箱を使った募金活動を行うこととなりました。

田中さんたちはさっそく材料を購入して募金箱づくりに取り掛かりました。8月3日には完成した募金箱2つを持って再びアサノパティオを訪れ、ウチヤマホールディングスの嶋井経営企画室長へ募金箱を贈呈していただきました。

この白木でできた立派な鍵付きの募金箱は、ウチヤマグループの本社がある北九州市の「アサノパティオ」と、中間高校がある中間市の「コロッケ倶楽部中間店」に設置され、夏休みに多くのお客様でにぎわう店舗のフロントにて募金の呼びかけを行いました。また、中間高校でも夏休み終了後の2学期から売店で募金箱を設置し、募金を集めていただきました。

11月23日、中間高校の先生・生徒の皆さんが高校で集めた募金をアサノパティオに持参していただきました。募金箱に入れられたお金の他に、先生方にも募金に協力していただき、合計1万円が集まりました。

12月1日、ウチヤマグループが毎月寄付を贈っている国際協力NGO「ワールドビジョン・ジャパン」の目黒様と高山様が活動報告のためウチヤマグループ本社を訪れた際、中間高校から預かった寄付金をウチヤマホールディングスの山本社長から贈呈しました。ワールドビジョンからは中間高校宛の感謝状をお預かりしました。

12月7日、ウチヤマホールディングスの嶋井室長が中間高校にワールドビジョンから受け取った感謝状を持参し、贈呈式を行いました。

今後もウチヤマグループでは、介護福祉施設の運営やカラオケ店、飲食店の展開、不動産事業などを通じて、地域の方々と協力しながらサステナブルな社会づくりを実現する活動を行ってまいります。

募金箱づくりを行った中間高校2年1組の皆さん

田中 秀憲さん 金子 颯斗さん 永田 宏大さん
中江 翼 さん 藤本 和芳さん 宮﨑 由直さん