
2025年4月29日(火)、さわやかシーサイドくきのうみにて、さわやか倶楽部として初となる地域共生イベント「くきのうみマルシェ」が開催されました。


このイベントは、「幼・青・老の共生」をテーマに掲げ、地域の子どもたち、保護者、高齢者が共に楽しみ、交流できる“地域コミュニティ創造型マルシェ”として実施されました。構想段階から入居者様と職員が一丸となって取り組み、「ただのレクリエーションではなく、入居者様にとっての“やりがい”となる場を」という想いを形にしたイベントです。
|| 入居者様とスタッフが主役のマルシェ
企画のきっかけは、近隣の事業所が行っていたバザーです。さわやかシーサイドくきのうみでも「バザーのような、入居者様や職員が主役になれるイベントをやってみたい」という思いから企画することになりました。既にマルシェを開催しておられるもやい聖友会の「もやい通りマルシェ」に見学に行かせて頂き、近隣の事例を参考に、施設内外で検討を重ねながら、イベント名「くきのうみマルシェ(くきマル)」が誕生しました。

今回の「くきのうみマルシェ」には、「もやい通りマルシェ」を主催し、大盛況を収めているもやい聖友会の権頭理事長もご来場くださいました。
実は、イベントの企画段階で「もやい通りマルシェ」を見学させていただき、その運営の工夫や地域との連携方法について学ばせていただいたことが、今回の成功につながっています。
【中央:権頭理事長 右:山本施設長(SSくきのうみ)】
|| 入居者様もスタッフも“出店者”
イベント当日は、たこ焼き・カレー・プリン・フランクフルトなどの飲食ブースに加え、マッサージやハンドメイド雑貨など多彩なブースが並びました。準備から当日まで入居者様も積極的に参加し、販売や声かけなども担ってくださいました。





|| 地域の輪が広がる
10時の開場とともに近隣の小学生や住民の方々が続々と来場し、会場は終始にぎやかな雰囲気に。町内会長をはじめ、地元の保育園児や小学校の先生、ご家族の姿もあり、入居者様が子どもたちに将棋を教える場面も見られました。
参加された入居者様からは、「心地よい疲れ。また手伝いたい」との声が聞かれ、運営メンバーも「地域とつながれた実感があった」と大きな手応えを感じた一日でした。


|| 次回開催も予定
本マルシェは、宗像館・行橋弐番館など他施設との連携も生まれるきっかけとなり、今後も継続開催が決定。次回は6月または7月の開催を予定しており、すでに構想が進行中です。
入居者様の想いと地域のつながりが実を結んだ「くきのうみマルシェ」。今後の広がりにも、どうぞご期待ください。


