年頭のご挨拶

ウチヤマホールディングス 代表取締役 山本武博

謹んで新年のお慶びを申し上げます。

本年1月1日をもって、株式会社さわやか倶楽部と株式会社ボナーは合併し、新たな一歩を踏み出しました。この合併は、経営資源の有効活用を目的としたグループ全体の組織体制の見直しと、組織運営のさらなる効率化を図るためのものです。これにより、介護事業、飲食事業、カラオケ事業をはじめとするすべての事業領域において、より一体感のある運営とサービスの向上が実現できるものと確信しております。

ウチヤマグループは、本年で創業54年目を迎えます。創業より「人の喜びを創造する」企業グループであり続けることを基礎理念に掲げ、介護事業、飲食事業、カラオケ事業を中核に、地域社会やお客様に貢献する事業活動を推進してまいりました。これもひとえに、皆様の温かいご支援の賜物であり、深く感謝申し上げます。

当グループの介護事業では、昨年4月に愛知県で7施設目となる有料老人ホーム「さわやかとよ田の里」を開設し、現在の介護サービス拠点数は117ヶ所、196事業所となっております。また、新たにDX専門チームを発足させ、DXやICT、IoT技術を活用した業務効率化と先進技術を取り入れた新たな取り組みを推進しております。

外国人材紹介事業においても実績が上がってきており、外国人材の積極的採用と合わせて、女性職員の活躍を推進するための制度作りにも取り組んでおります。これにより、多様な人材が活躍できる環境を整え、職員一人ひとりが最大限の能力を発揮できる組織を目指してまいります。

一方、飲食事業とカラオケ事業におきましても、新型コロナウイルス感染症の影響を乗り越え、店舗のリニューアルや新たなサービスの導入を進めております。現在、カラオケ「コロッケ倶楽部」は全国69店舗、飲食事業は10店舗を運営し、多くのお客様にご利用いただいております。今年も、顧客体験の向上を目指してさらなるサービス改善に努めてまいります。

昨今、エネルギー価格や原材料費の高騰、急速なデジタル化の進展など、私たちを取り巻く環境はますます複雑化しております。このような状況下においても、「慈愛の心」「尊厳を守る」「お客様第一主義」という基本経営理念を忘れることなく、皆様の生活に関わりの深い事業に携わる企業として、地域社会になくてはならないインフラとなることですべての事業において地域社会とお客様に真に必要とされる価値を提供し続ける所存です。

最後に、本年が皆様にとりまして健康と幸福に満ちた一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。そして、ウチヤマホールディングスが「長く社会に必要とされる企業」であり続けるために、従業員一同、全力を尽くしてまいります。何卒、変わらぬご支援とご指導を賜りますようお願い申し上げます。

2025年1月6日 

2025年 ウチヤマグループ新年祈願祭