さわやか愛の家あさくら館(福岡県朝倉市)
児童指導員 北浦 智也 さん
私は35年前に、滋賀県蒲生郡日野町の北浦家の長男としてこの世に生を受けました。小さい頃から大きなけがもなく、弟と共に元気いっぱいに育ちました。中学生になってからはバレーボール部に所属し、毎朝の朝練の前に母が私よりも早起きをして毎日欠かさずお弁当を作ってくれました。毎日朝早くに笑顔で送りだしてくれたおかげで今の私があると思うと、母には感謝しかありません。父はどんなことでも受け入れてくれ、私が選んだことに対していつも「がんばれよ」と、私の背中を押してくれました。
そんな父と母の姿をみて、私も誰かの背中を笑顔で後押しできるような人になりたいと思うようになりました。2020年4月にさわやか倶楽部に入社し、放課後等デイサービスという障がいを持った子どもたちと関わる仕事をさせていただいています。子ども達と日々関わる中で、支援には正解がなく、どのように関われば良いのか悩むことも多々ありますが、子どもたちの成長を感じた時はとてもやりがいを感じています。日々、勉強の毎日ですが、自分自身の成長にも繋がっていると感じています。これからもたくさん本を読み、子ども達と一緒に自分自身ももっともっと成長できるよう精進していきます。
福岡県に来て2年が経ちました。昨年の11月に趣味の写真を通して出会った妻と入籍し、私も家庭を持つ身となり、とても身が引き締まる思いです。コロナ禍で滋賀県への帰省も困難で、両親にはまだ親孝行らしい親孝行ができていません。これからは、北浦家の大黒柱として父や母のようにたくさんの愛情を家族に注いでいきます。
今まで伝えることが出来ていませんでしたが「お父さん、お母さん、産んでくれて育ててくれてありがとう。これから沢山親孝行します。」