さわやか愛の家たちあらい館 (福岡県三井郡)
機能訓練指導員
勝田 裕衣 さん
私は、福岡県小郡市で、勝田家の3人兄妹の末っ子で長女としてこの世に生を受けました。
家族や祖父母の前ではさみしがり屋の甘えん坊で、たくさんわがままをいってきました。学校では小さい子の面倒を見ることが好きで、休み時間には低学年の子と遊ぶことが多かった一方で、同級生や高学年に対しては負けず嫌いな部分があり、思うようにいかないとすぐ涙することがありました。小さい時から兄2人の後ろについて回り、兄のすることをよくマネしていました。家で静かに遊ぶことより活発に動いて遊ぶことを好み、父が野球、母がバレーボールをしていたことからスポーツにも興味を持つようになりました。
母がバレーのコーチをしていた影響で、小学校2年生からバレーを習い始めました。中学はバレーの強い学校に通えるようにと、家を引っ越してまで通わせてもらったことは、家族に感謝しかありません。中学1年生の時には部活でいじめを受け、学校から帰宅すると「もういやだ!」と毎日泣いていましたが、そのたびに両親に話を聞いてもらい、常に味方になってくれました。いじめがなくなった後も、遠征や合宿があった時は、忙しい時間の中、足を運んで応援してくれたことは今でも忘れません。
そんな中、バレーでけがをして理学療法士の方にお世話になったことをきっかけに、私も将来は理学療法士になりたいと思うようになりました。そんな思いを両親は応援してくれ、私立の高校、大学まで不自由なく通わせていただいたことにも、感謝の気持ちでいっぱいです。今の仕事を楽しく続けられているのも、両親の支えが一番大きいと感じています。
今はまだ、家族に甘えることが多く、親孝行らしいことが出来ていませんが、これから少しずつ恩返しをしていきたいと思います。お父さんとお母さんの娘として産まれてくることができて、本当に幸せです。大好きなお父さん、お母さん、産んでくれて育ててくれてありがとう。