さわやかヘルパーステーション八幡(福岡県北九州市)
センター長 佐藤 嘉代 さん
私の父が末期がんと診断され、私は毎日そばに居ることは出来ても、介助のことは知識もなく手探り状態でした。父が亡くなってすぐにヘルパーという仕事を知り、「これだ!運命だ!」と思い、すぐに資格を取りました。最初は在宅の方へのサービスに入っていましたが、身体介護を学びたいと思い、さわやかヘルパーステーション八幡を紹介していただきました。そして、サービスの同行やミーティングを通じて、一から教えていただきました。
一対一の支援の中で、介助をするだけでなくコミュニケーションも重要だということを、日々実感しています。コミュニケーションによって利用者様に笑顔になっていただけることが、この仕事の大きな喜びです。「また顔を見せてね」「明るくなるよ。ありがとう」とお言葉をいただく時にはとても嬉しく、パワーになります。また、対応の難しい利用者様に対し、試行錯誤しながらも一緒に関わってくれる仲間が多くいることに感謝しています。
趣味は、ドライブとカラオケです。孫にメロメロで、毎日楽しく過ごしています。休日は洞窟めぐりで、先日は佐賀県唐津市の七ツ窯遊覧船に乗り、その後はイカの活き造りやイカシュウマイを堪能しました。
これからやってみたいこととして、デイサービスや障害児への関りがあります。子育てが終わった今だからこそ、障害者施設等で少しでも学び、関わっていけたらと思っています。そして、父が導いてくれた介護の仕事で、一分一秒でも多く皆様に笑顔になっていただける介助者でありたいと思います。