さわやか立花館(福岡市)
藤野 敏幸 さん
私は、母と二人で暮らしています。その母が昨年の暮れに脳梗塞で倒れ、3か月間の入院生活を送ることになりました。幸い発見が早くすぐに処置できたため、今では夕食の準備まで出来るようになりましたが、入院生活のうちほとんどがリハビリで、特に脳トレが一番きつかったそうです。毎日3回、午前、昼食前、夕食前とリハビリを一生懸命頑張った結果、驚くほどのスピードで回復しましたね。
思えば、私が介護の道へ進んだのは、仕事を探していた時に「敏幸は介護の仕事が向いとるよ」と母が言ったひと言がきっかけでした。その言葉を聞いて「そうか、私は介護の仕事が向いているのか!」と受け取り、さわやか立花館で面接を受けたわけです。あれから8年経ちました。あなたのひと言が、私の進路を決める道しるべとなり、今では周りのみんなが「介護の仕事は天職やね」と言ってくれています。ありがとうございます。
やっぱり、いつまで経っても子供のことが心配みたいで、たまにタンスを開けると新しい肌着やくつ下が入っていて、クスッと笑う自分がいます。これからは、自分の身体を一番に思って、ワクワクすることをたくさんしてください。私はそのお手伝いをします。最後に母へ。産んでくれて、育ててくれて、ありがとうございます。