マルチステークホルダー方針

 当社は、企業経営において、お客様、株主・投資家、取引先、従業員等の多様なステークホルダーとの価値協創が重要となっていることを踏まえ、マルチステークホルダーとの適切な協働に取り組んでまいります。その上で、価値協創や生産性向上によって生み出された収益・成果について、マルチステークホルダーへの適切な分配を行うことが、賃金引上げのモメンタムの維持や経済の持続的発展につながるという観点から、従業員への還元や取引先への配慮が重要であることを踏まえ、以下の取組を進めてまいります。

1.従業員への還元

 当社における最大の資産は「人」であるとの認識に立ち、多様な従業員一人ひとりが能力と個性を最大限に発揮できる環境を構築するため、集合型の研修、WEB研修、外部機関との連携による資格取得支援、eラーニングまたは社内認定資格を設けることで従業員自身が目的を持ち学べる環境を構築しております。また、国籍・性別等にとらわれず各個人の能力に基づく公平な採用を進め、各従業員が能力を発揮しやすいインクルーシブな職場文化及びキャリア開発支援などを通じて、多様性を尊重し成長の機会を提供し持続的な成長と生産性向上および付加価値の最大化に注力します。その上で、生み出した収益・成果に基づいて、「賃金決定の大原則」にのっとり、当社の状況を踏まえた適切な方法による賃金の引き上げを行うとともに、それ以外の処遇改善としても、従業員のエンゲージメント向上や更なる生産性の向上に資するよう、教育訓練等を中心に積極的に取り組むことを通じて、従業員への持続的な還元を目指します。
(個別項目)
 具体的には、賃金の引上げについて当社における最大の資産は「人」であるとの認識に立ち、多様な従業員一人ひとりが能力と個性を最大限に発揮できる環境を構築するため、教育訓練等について集合型の研修、WEB研修、外部機関との連携による資格取得支援、eラーニングまたは社内認定資格を設けることで従業員自身が目的を持ち学べる環境を構築しております。
 介護施設ご利用者様の健康増進および従業員のスキル向上に繋がる、外部機関との連携による初任者研修等の資格取得支援と併せて社内認定資格として、高齢者の口腔ケアに必要となる「口腔保健衛生管理者・指導者」、認知症ケアに必要となるスキル習得を目的とした「認知症ケアリーダー」、ご利用者様の生活の質の向上を目指す「排泄ケア専門士」、介護ロボット等のテクノロジーを活用し、業務の改善や効率化等を進めることにより、従業員の業務負担軽減を図るとともに、業務の改善や効率化によりQタイム創出へと導く「ケアクリエイター」を制定致しました。各種社内認定資格を通じて従業員一人ひとりの成長を実現して参ります。

2.取引先への配慮

 当社はパートナーシップ構築宣言の内容遵守に、引き続き、取り組んでまいります。

 なお、パートナーシップ構築宣言のポータルサイトへの掲載が取りやめとなった場合、マルチステークホルダー方針の公表を自主的に取り下げます。

・パートナーシップ構築宣言のURL

https://www.biz-partnership.jp/declaration/97946-19-00-fukuoka.pdf

 また、消費税の免税事業者との取引関係についても、政府が公表する免税事業者及びその取引先のインボイス制度への対応に関する考え方等を参照し、適切な関係の構築に取り組んでまいります。

これらの項目について、取組状況の確認を行いつつ、着実な取組を進めてまいります。

以上


 2025年3月26日


株式会社ウチヤマホールディングス    代表取締役 山本 武博                   

氏名又は名称     法人にあっては代表者の役職及び氏名

  • パートナーシップ構築宣言 (122KB)
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