日本・タイ、健康長寿社会の実現へ ― さわやか倶楽部とPerfect Healthcare and Checkup社が共同声明を締結

株式会社さわやか倶楽部は、タイ王国の医療サービス企業Perfect Healthcare and Checkup Co., Ltd.(本社:バンコク)と、「日本・タイにおける健康長寿社会の実現及び次世代介護モデル共創に関する共同声明」を締結しました。調印式には、さわやか倶楽部代表取締役社長・山本武博と、Perfect Healthcare社経営総括ディレクター・Piyaphong Wongwanich氏が出席し、両社を代表して署名しました。

タイの65歳以上人口比率は2024年時点で15.4%。2030年には4人に1人が65歳以上になると予測されており、高齢化のスピードは日本を上回る見通しです。一方で、タイの高齢者人口は日本の約半分程度、介護を担う人材(ケアギバー)は約1.7万人にとどまり、日本のような介護保険制度も整っていないのが現状です。それでも5年後には本格的な高齢社会に突入すると見込まれており、両社は日本式介護の知識・技術を共有しながら、アジア地域における高齢化という共通課題に協力して取り組んでいきます。

共同声明では、以下の分野を中心に連携を推進していくことを確認しました。

■日本式介護及び健康長寿に関する知識・技術の共有
■医療・介護分野における人材育成及び国際交流
■高齢社会に関する共同研究及び情報交換
■AI・DX・ロボティクス等を活用した介護・ヘルスケア分野のイノベーション創出
■タイ及びASEAN地域における持続可能なヘルスケア・介護モデルの共創

なお、本共同声明は双方の協力意思を確認するものであり、具体的な事業や技術協力については、今後の協議を経て個別に取り決めていきます。

タイでは、介護施設への入居に対して家族から見放されるようなネガティブなイメージを持たれることが少なくありません。そうした中でPerfect Healthcare社は、さわやか倶楽部が九州大学との連携で取り組む「ライフマップ」――ご入居者様の”生きがい”や”夢”を引き出し、その実現を支援する取り組み――に強く共感を寄せています。施設での暮らしを単なる介護の場ではなく、人生の新たな一歩として捉えるさわやか倶楽部の理念は、両社の連携の出発点の一つとなりました。