さわやかいなざわ館が最優秀賞獲得!
2月26日、ウチヤマグループの全国の介護事業所を対象とした「第6回事例発表全国大会」が開催されました。お客様の生きがいづくりをベースにした機能回復や症状の改善についての事例を共有してその成果を競うもので、全国の8ブロックで予選を勝ち抜いた代表施設によるプレゼンが行われました。
今回は新型コロナウイルス感染防止のため、初のオンライン開催となりました。司会は運営指導部の大塚さんが務めました。審査員も外部から招待せず、本社の山本専務を中心に社内の10名で審査を行った結果、今年は「さわやかいなざわ館」が最優秀賞に輝きました。表彰式では、内山社長から画面越しに参加した各施設の担当者に向けて、祝福と激励の言葉がかけられました。
<出場施設とテーマ>
1 | さわやかひだか館 (埼玉県日高市) | 希望を叶え、そして実践! | 小出施設長 戸高副施設長 |
2 | さわやかいずみ館 (福岡県朝倉市) | 居室からの第一歩 | 伊藤介護職員 |
3 | さわやかいなざわ館 (愛知県稲沢市) | MY LIFE ~いつまでも自分らしく~ | 春日井主任 甲野リーダー |
4 | さわやか螢風館 (福岡県北九州市) | つながる縁(円) | 篠田ケアマネ |
5 | さわやか鳴水館 (福岡県北九州市) | ドリーム ~一期一会でアジアを紡ぐ~ | 梶原ケアマネ |
6 | さわやか桜館 (秋田県仙北市) | 奇跡の復活、日常を取り戻したい 熱意とリハビリへの取り組みについて | 蛭川ケアマネ |
7 | さわやか会・長生園 (山口県山陽小野田市) | 自分の部屋がわからなくなって しまった入居者様から学んだこと | 藤原主任 |
8 | さわやか愛の家 さいだいじ館 (岡山県岡山市) | 今が青春! ~社会との関わりを求めて~ | 吉永支援員 |
<最優秀賞 さわやかいなざわ館>
この症例に携わってくださった入居者様やご家族様、いなざわ館スタッフ一同にとても感謝です。入居者様のいつでも明るく前向きな姿を見て、何か私たちにお手伝いできることはないだろうかと思い、このテーマに決めました。結果として入居者様にはとても喜んでいただき、他にもやりたいことをどんどん口に出していただけるようになりました。人は一人ひとり必ず自分の“MY LIFE”を持っています。これからも、多くの利用者様が自分らしく生きていけるよう施設スタッフ一丸となって取り組んでいきたいと思います。今回の事例は私たち二人だけでは実現する事はできませんでした。この事例に向けていなざわ館の皆で一丸となって取り組むことができた、チームワークを誇りに思います。
(春日井 絵美・甲野 真智子)
<優秀賞 さわやか螢風館>
とても貴重な経験をさせていただいた上に、優秀賞を頂きとても光栄です。入居者様を中心に主治医の先生や訪問歯科の先生、そして施設の各専門職がチームになって、円で囲むようにサポートさせていただいています。そして、私自身も例外ではなく、入居者様やご家族様、主治医の先生方や一緒に働く仲間、本社の皆様に支えられています。この『縁』を大切にしながら、今後も頑張っていきたいと思います。今回の事例を通して学んだことや感じたことを、次へのステップへとつなげていきます。
(篠田 靖子)
<優秀賞 さわやか愛の家さいだいじ館>
さわやか愛の家にある「生活介護」という事業を皆様にご紹介できる機会ができて良かったと思います。今回の事例発表を通じて、スタッフ全員に「チャレンジしていこう!やってみよう!」という意識が芽生え、利用者様一人ひとりの思いに寄り添い、様々な支援方法を考え、話し合い、日々いきいきと実践している姿が見られるようになりました。利用者様は18歳~64歳と年齢も、障がいの種類も幅広く、その中で私たち生活支援員は、利用者様の考えや想いなどのニーズを最大限に引き出しながら、食事・入浴などの生活支援を行っています。利用者様の生活の質が向上することで自分の価値を見出し、自分は必要な存在である、自分の役割がここにあると思えるように支援していくことが、私たちの社会的役割だと改めて気づく機会となりました。これからもスタッフ全員で、利用者様に生きがいを感じていただけるサービスの提供や支援を行っていきます。
(吉永 愛)
<審査委員長より>
今年はリモートでの開催となり、臨場感が不足するのではないかと心配しましたが、各エリア代表のスピーカーの皆さんの熱意が画面越しにしっかりと伝わってきて、リアル開催にも劣らない大変良い大会であったと思います。最優秀賞を受賞したさわやかいなざわ館をはじめ、各施設の取り組みは、入居者様の生きがいづくりに主眼をおいたもので、どれも素晴らしいものばかりでした。これからも、入居者様お一人おひとりのご希望にかなったライフマップの実現を果たすべく、積極的にチャレンジしていきましょう!
(山本 武博)